- 黒くなってしまうんじゃないか
- 色を選べないよね?
- ダメージしてしまうのかな?
- まだ適正年齢ではない。。。
白髪染めに対して抵抗がある方が多いと思いますが、あくまでイメージで決めつけてい場合があります
白髪染めに対して何も知らないと、白髪に対してのストレスを抱えこんでしまい以前よりも白髪が増えてしまう可能性があります
美容師歴14年、ヘアケアマイスター1級の視点から白髪染めを分かりやすく解説していきす
・白髪染めは痛むのか?
・白髪染めのメリット
・普通のカラー剤(おしゃれ染め)と白髪染めの違いは?
・白髪染めのメリット3選
・初めての白髪染めは美容室で染める理由
この記事を読んで頂ければ、白髪染めのイメージを変える事が出来ます
そのため日頃から白髪染めをするか悩む事、白髪染めに対する不安を解消する事が可能です
白髪染めする事で髪の毛のダメージは
結論、普通のカラーよりも
『白髪染めは痛みます』
しかし、毎日マンツーマンで何人も白髪染めをしている僕の感覚ですと見た目や手触りは変わりません
実際に白髪染めを初めてやった方が以前よりも髪の毛が痛んでしまったと言う意見はまだありませんので基本的には気にしなくて良いです
しかし、おしゃれ染めと白髪染めの違いはダメージだけではありません
少しでも白髪染めに対する不安、失敗をなくせるように分かりやすくまとめましたので参考にして頂けると幸いです
なぜ白髪染めは痛むの?
白髪は黒髪よりも油分が多いため、薬剤をはじいてしまいます
そのため、なかなか染まりづらいです
なので通常の薬剤よりも少し強くして白髪にもしっかり染まるように作られております
それが少しのダメージの原因になります
美容室で染めた場合は新しく生えてきた部分と元々カラーしている部分でカラー剤の強さを調整しているので髪の毛の負担を抑える事が出来ます
根元(新しく生えてきた所)はしっかり染まり、毛先(元々染めている所)は優しく染められる事になります
その為、全体の仕上がりとしては綺麗な髪の毛を維持できる事になります
ご自宅で白髪染めを毛先までする場合はカラー剤の強さを調整する事が出来ないので
髪の毛の負担が大きくなってしまいます
※自宅でカラーする際は根元(新しく生えてきた所)を染めるようにしましょう
おしゃれ染めは痛まないの?
同じ明るさで染めた場合、白髪染めと比べると少しだけ痛みませんが普通のカラーもメラニン色素を壊して、色を入れますので髪の毛の負担になってしまいます
※メラニン色素を壊すことで髪が明るくなります=髪の毛の負担になります
おしゃれ染めを使ったから安心、痛まないと考えるのは間違いです
なぜなら同じ種類のカラー剤だからです
白髪染め、おしゃれ染めどちらも髪の毛を明るくしたり暗くしたり出来るカラー剤なので基本的な作りは同じなので白髪染めをしてもおしゃれ染めをしても髪の毛の負担になってしまいます
おしゃれ染めと白髪染めのカラーとの違い
ダメージの違いは多少ありますが気にしなくても良い程度ですので安心して下さい
1番は白髪の染まり方の違いです
おしゃれ染めで白髪を染めた場合
アッシュ系(青)のおしゃれ染めを使うと白髪は青に染まり、黒髪はキレイなブラウンに染まります
馴染まないと言うことは均一なカラーが出来ない事になります
おしゃれ染めのカラー剤を使うと白髪と黒髪が全くと言っていいほど馴染んでいないですね
少しでも痛ませたくない!からと言って白髪をおしゃれ染めで染めても上手く染まらないので、白髪を染めたい時は白髪染めをオススメします
白髪染めで白髪を染めた場合
一方白髪染めはブラウンベースで作られていることが多いので、白髪はブラウンに染まり黒髪もブラウンに染まります
おしゃれ染めと比べると明らかにキレイに見える事になります
白髪染めのメリットは?
白髪染めのメリットは色持ちがいい事、ムラのある髪の毛を馴染ませる事が出来るです
メリット1.色持ちが良い
色持ちを1番重視したい時は、普段ファッションカラー(おしゃれ染め)をしている方でも白髪染めをオススメしています
白髪を染めるだけのイメージがありますが色持ちが良く、色の種類も増えてきているので落ち着いた色味の中でも暖色系(レッド、バイオレット)寒色系(アッシュ)などの色が出来ます
白髪染め=暗くて色が選べないという考え方は捨てましょう
メリット2.ハイライトを長期間消す事が出来る
白い髪の毛と黒い髪の毛を馴染ませる事ができる白髪染めですが、ハイライトなどの明るい部分と暗い髪の毛を馴染ませる事が可能です
色持ちと色の馴染みが良いので長期間、元の均一な髪の毛の色に近くなります
なぜ色持ちがいいのかはこちらで詳しく解説しております
メリット3.ツヤを長持ちさせる事が出来る
色持ちが良い事でサロン帰りのツヤ感を長く保つ事が出来ます
ツヤが無くなってしまうのは髪の毛に入っている色味が抜けてきてしまうからです
しかし、色持ちが良い白髪染めは抜けてしまうのにも時間がかかるためツヤ感を維持できる事になります
・就職活動で長い期間、暗くしなければならない
白髪を染める以外にも馴染みの良さ、色味ちの良さを生かして上記のような悩み解決にもなります
白髪染めは黒くなってしまう?明るくできない?
結論、明るく出来ます
白髪染め=黒い、明るくできないと思っている方も多いですが
白髪と黒髪をブラウンで馴染ませる事ができます
こうする事でベージュやライトブラウンなどの明るいカラーをする事が可能になります
最近のカラー剤は明るさ、色味を幅広く選ぶ事が出来るようになりましたので白髪染めに見られないと言う意見も多く頂いております
皆さんも白髪を生かしたカラーリングに挑戦してみてはいかがでしょうか
更にハイライトやローライトをプラスしてあげる事によって立体感をつける事が出来るので髪の毛を巻いた時に楽しんで頂けます
こちらはナチュラルなハイライトになります
ちょっとしたアクセントが欲しい方にオススメです
更に色味を楽しみたい方はこちら↓
今回はレッドを入れて動きをつけましたが、ブルーやベージュなど色々なカラーで楽しんで頂ける事も可能です
初めての白髪染めのタイミングはいつから?
(年齢で拘る必要はない)
男女ともに白髪が気になり初めるのが30代から
実際に白髪染めなどの対策をとるのが40代からのようです
あくまで平均値なので、ご自身から見て気になるようでしたら20代や30代から白髪染めをして頂いても問題ありません
僕がオススメするタイミングとしては
- 一箇所(直径2センチ)に白髪が集中して5本以上ある
- 鏡で見た時に5本以上白髪がある
必ず全体を白髪染めする必要はないので部分的に気になる場合は、部分白髪染めから初めてみてもいいですね
初めての白髪染めは必ずサロンでやろう!
初めての白髪染めの場合は必ずサロン(美容室)で染めましょう
理由としては
- 今の明るさに合う色選びができない(間違えると暗くなってしまいます)
- 根元から毛先まで均一なカラーができない(ムラになってしまいます)
- 今の色と合う色を選ぶのが難しい
- 部分白髪染めでいいのか、全体白髪染めをした方がいいのかわからない
このどれかの選択を間違えてしまうと明るさが暗くなってしまったり、理想の色にならないなどの失敗する確率がかなり上がります
少しでも失敗を避けてたい場合は最初はサロン(美容室)で染める事をオススメします
自分で染める場合は?(痛んでしまう事は覚悟して下さい)
2回目以降どうしても自分で染めなければならない場合、重要なのは
1回目に染めたカラー剤の詳細を美容師に聞く
これを聞かないとサロン(美容室)に行った意味が無くなります。。。
聞く内容は
- 明るさ
- 色(赤みのあるのブラウンor赤みのないブラウン)
この2つは必ずメモして下さい
これを基準にホームカラー(自宅カラー)を決めます
あくまで、急な用事がありにサロン(美容室)予約が取れない時にご自身で染める事をオススメしております
ご自身で染める事は痛んでしまうケースや失敗するケースが多いのであくまで緊急時のみでお考えください
美容室でうまく使い分けてもらおう!!
- 白髪はしっかり染めたい
- いろいろな色に挑戦したい
より理想の髪色にしたい方は美容室で染める際に
根本『新しく生えてきた所』は白髪染めをする
毛先は普通のカラー(おしゃれ染め)をする事も出来ます
ただ、条件がありますので気になる方はこちらの記事を参考にして下さい
初めて白髪染め人が知っておくべき事まとめ
✅白髪染めのダメージはおしゃれ染めとほとんど変わらない
✅白髪染めもおしゃれ染めも髪の毛の負担になる
✅白髪染めのメリット
・色持ちが良い
・ハイライトを消す事が出来る
・ツヤを長持ちさせる事が出来る
✅白髪染めでも明るく出来るし、様々な色味を楽しめる
✅白髪染めのタイミングは年齢で拘る必要はない
(目安としてはご自身から見て5本以上ある時は美容師に相談)
✅初めての白髪染めは失敗しないためにも必ず美容室でやろう
・どんな白髪染めを使ったらいいかわからないから
・部分染めでいいのか、全体染めでいいかの判断が難しい
✅根元は白髪染め、毛先はおしゃれ染めで様々な色味を楽しもう
白髪染めに対してのネガティブなイメージを少しでも解消できましたら幸いです
その他の質問やお悩みなど、些細な事でもいいので質問などありましたらこちらから↓
少しでも為になったと感じていただけたら、ブックマーク、ツイッター&インスタグラムのフォローをよろしくお願いします