美容院の白髪染めの色を徹底解説|悩み別、イメージ別で色を変えよう!!

  • 白髪染めって黒以外の色はあるの?
  • 暗い色しかないよね?
  • おしゃれ染めと同じ色は出来るの?

おしゃれ染めから白髪染めに変えようと思った時に色や明るさに対して不満がある方が多いのではないでしょうか

そんなお悩みに美容師歴15年、ヘアケアマイスター1級の藤原哲哉が分かりやすく解説していきます

この記事では白髪染めの色の種類、白髪がよく染まる色、理想のイメージに近づける色の選び方を解説しています

本記事を読んでいただくことで白髪染めの色に対する不満を解消できます

15年美容師をしている僕が色々な白髪染めを試しましたが、大きく分けると2つの種類があります
まずは、この2つの色を理解していきましょう

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美容院、自宅でも白髪染めの色は2つに分けられる

白髪染めはブラウン(茶色)が多く含まれているのカラー剤です

ブラウンカラーは大きく分けると、赤みがないブラウンと赤みがあるブラウンの2つになります

えっ!?色選べないの?
と思った方は安心しください

おしゃれ染めと組み合わせたり、塗り方を工夫する事で様々な色が可能です

あくまで白髪染めのみで染めた場合は、主に2つの種類の色があるとご理解下さい

赤みがないブラウン
赤みがあるブラウン
  • アッシュ、カーキなどの寒色系が好きな方
  • 春、夏にオススメ
  • 白髪染めっぽく見えない
  • レッド、バイオレットなどの暖色系が好きな方
  • 秋、冬にオススメ
  • ツヤを出しやすい

美容院と自宅で白髪がキレイに染まる色はブラウンカラー

白髪染めのブラウンカラーは白髪と黒髪をキレイに馴染ませる事ができます
その為、白髪が目立たなくなりキレイな髪色になります

その為、白髪染めはブラウン(茶色)で作られている事が多いです
ブラウンカラーは白髪と黒髪を馴染ませる他に2つのメリットがあります

  • 色持ちがいい色
  • つやを出してくれる色

実際に僕が施術している方でカラーの頻度を減らしたい方やヘアしたい方やパサつきが気になる方にはブラウンカラーをオススメしています

美容院では白髪染めの色を細かく分けると2種類以上ある!!

出典 DEMI

私が実際に使ってる白髪染めの色は100種類以上あります

こちらで大きく分けると2種類とお伝えしました

しかし、細かく説明すると多くの色が存在します

2種類に分けられると説明したのは、はっきりとした色の区別がしづらいためにどんな方が見ても分かりやすいように赤みのないブラウンか赤みのあるブラウンかで説明しました

プロの美容師の場合は細かい調整をする事で理想の髪色にする事が出来ます
このような様々な色から選ぶ事は非常に難しいので美容師に選んでもらうようにしましょう

美容院でイメージ別、白髪染めの色を決める3つの方法

理想のイメージによって色を選んでもらうと失敗が少なくなりまので、まずはイメージ別の色の選び方を3つ紹介します

ツヤが欲しい時(レッド、ピンク、バイオレット)

この3色は暖色系と呼ばれている色です
パサついたように見える髪の毛の色がツヤツヤに見えるようになります

女性らしさをお求めている方や暖かみのあるイメージを求めている方にも相性が良い色になります

注意

レッドやバイオレットは濃く染めてしまうと強い印象になってしまうことがあるので鮮やか過ぎたり暗すぎる色で染めるのはあまりオススメしません

透明感が欲しい時(アッシュ、ミント)

この2色は寒色系と言われている色です

髪の毛が多い方やカーテンベールのような透け感が欲しい方は1度アッシュやミントに染めて見てはいかがでしょうか

髪の毛が多い方の特徴として染めた後、オレンジになってしまう場合がありますがミントは赤みを抑えてくれる効果があるので色が抜けた後もキレイな色を楽しめます

注意

白髪染めと混ぜてしまうと透明感が半減してしまいます
その為、美容室でオーダーする時は
根本は白髪染め、毛先はおしゃれ染めのアッシュやミントで染めて下さいとオーダーして下さい

軽やかさが欲しい時(ベージュ)

ベージュはどんなファッションにも合いやすくブラウンよりも柔らかな色ですので軽やかさを演出することができます

比較的色持ちが良く、ツヤが出やすい、暖色系や寒色系の色と比べると白髪の染まりが良い万能な色です

ブラウンで染めている方で
少し雰囲気を変えたい、どんな色にしようと迷った時はベージュをオーダーして下さい

注意

白髪染めのベージュはブラウンに近い色になってしまうので大きな色の変化が欲しい場合は、暖色系や寒色系の色の方が変化を感じることができます

美容院で悩み別、白髪染めの色を決める方法3選

ボリュームが欲しい=明るい白髪染め

明るい白髪染めにすることによってふんわりしたイメージを出す事が出来ます
大胆に明るくする必要はありませんのでいつもの明るさより2つほど明るい白髪染めにしてみてはいかがでしょうか

髪の毛を明るくする事で顔の印象も明るくなります
特に肌が色白の方は明るい白髪染めをすると肌馴染みが良いので全体的な統一感を出す事が出来ます

色々な事情で明るく出来ない方は色を変えてみて下さい
例えば、ブラウンで白髪染めをしている方はベージュなどの柔らかい色で白髪を染めて下さい

いっけん変化がないように思えるかもしれませんが、色が抜けてきた時のイメージが変わってきます
柔らかいイメージになりますので諦めずに1度チャレンジして下さい

パサつきを軽減したい=暖色系白髪染め

暖色系と言われているレッド、ビンク、パープル、ボルドー、オレンジなどの色は他の色と比べるとツヤを出しやすい色になります
その為、パサいて見える髪色をキレイなツヤ髪にする事が出来ます

髪色がすぐに明るくなる方はレッドやボルドー
黄色く色が抜けてしまう方はパープル
明るさを保ちつつツヤ感を出してい方はピンク
柔らかなイメージにした方はオレンジ

このような基準で選んで頂ければ理想の髪色に近づく事が出来ます

肌色を良くしたい=パーソナルカラー

こちらは美容室でカラーする前にパーソナルカラー診断をしてもらいます

パーソナルカラー診断することで自分の肌に合う色を選んでもらい、その色をベースに担当美容師さんと髪の毛の色を決める方法です
パーソナルカラー診断の料金は0円〜40000円と幅広くあります

0円に関してはネット診断で自分で選ぶ方式です
僕も試して見ましたが正しい項目を選んでいるのか不安な部分もあったので出来ればプロの方に診断してもらいましょう

コスメブランドが行う簡易的な診断であればコストも時間も抑えるえる事が出来ます

地域によって価格帯が異なっているようなのでこちらを参考にしてみて下さい

白髪染めのキレイな色は全てを求めると失敗する|3つの項目から1つを優先する

スクロールできます
明るさ色の鮮やかさ白髪の染まり
明るさ重視○or××
色味重視×or○×
白髪の染まり重視
××
○=希望通り、×=不満がある

この3つのどれかに絞って下さい
なぜなら、全てを同時に叶えることはとても難しいからです
それぞれのデメリットを説明します

明るさ重視のデメリット

明るさを求めてしまうと色が薄くなってしまい、鮮やかな色にする事が難しくなってきてしまいます


また、明るい白髪染めは白髪をしっかり染める事ができません
明るい白髪染めは色が薄いため白髪の染まりが悪くなってしまいます
(しっかり染めようとすると暗くなってしまいます)

色味重視のデメリット

色味を求めてしまうと濃い色味の場合は明るくするのが難しくなってしまいます
(ボルドー、ダークグレイジュなど)
透明感が色の場合はある程度明るさをキープする事が出来ます
(希望の色によって明るさが変わる場合があります)

また、白髪染めでは多彩な色を出すことが出来ないのでキレイな色を出す時はおしゃれ染めを使用することが多いです
その為、白髪の染まりが悪くなってしまいます

白髪の染まり重視のデメリット

白髪の染まりを求めてしまうと、暗い色になってしまいます
その為、明るくする事が難しく暗い色では鮮やかな色を出す事ができません

特にダークブラウンやブラックは濃い色のため他の色に変えることが難しくなります
季節の変わり目などに色を変えたい方は、明るさについて美容師さんとしっかり相談して下さい

白髪染めは明るさも重要

明るさが重要な理由は、白髪の量によって白髪が目立たなくなる明るさが違うからです

例えば、白髪が多い方(ほぼ白髪)の方が暗い色にしてしまうと
新しく生えてきたところは真っ白で白髪染めした所は暗い色になってしまうのですぐに白髪が目立ってしまいます

白髪が多い方がベージュのような明るい色で染めた場合は、目立たないので白髪染めの周期を伸ばすことが出来、頭皮や髪の毛の刺激を軽減出来ます

ご自身の白髪の量を美容師に確認してもらい、適切な明るさにしてもらいましょう

明るい白髪染めの3つの方法(白髪の量によってカラーの仕方が変わる)

白髪の量によって明るい白髪染めの方が変わってきますのでそれぞれご紹介します

白髪が多い方は明るい白髪染め(ほとんど白髪の方など)

白髪が多い方は明るい白髪染めを使うことで明るくすることが出来ます
(市販の白髪染めは明るさが限られてしまうので、美容室で染めてもらいましょう)

明るい白髪染めは色味が薄いため暗くなることがないので、自然な明るい髪の毛になる事が出来ます
明るい白髪染めをする事で白髪との境目が目立たなくなり白髪に対してのストレス軽減にもなります

ストレスは白髪の原因の1つなので、あまりにも白髪が気になる方は1度明るい白髪染めをしてみてはいかがでしょうか

白髪がまばらにある方は根本は白髪染め、毛先はおしゃれ染め

白髪がまばらにある方は白髪染めだけで明るくしようとしてしまうと白髪が目立ってしまう事があります

そんな時はこの方法

根本の白髪は白髪染めでしっかり染めていきます
毛先に関しては以前、白髪染めをして白髪が目立たなくなっているのでおしゃれ染めで明るさの調整をしていきます

  1. 根本の白髪は白髪染めでしっかり染める
  2. 毛先は以前、白髪染めをして白髪が目立たなくなっているのでおしゃれ染めで明るさの調整する

おしゃれ染めと組み合わせる事で色味も幅広く選ぶ事が出来るのも魅力的な方法です
(僕も多くの方にこの方法で白髪染めをしています)

この調整は非常に難しいので必ず美容室でカウンセリングしてもらってから、適切なカラー選定をしてもらって下さい

おしゃれ染めの部分は白髪が染まらないので注意して下さい

実際におしゃれ染めで染めた時の結果をまとめたので、詳しくはこちらの記事を参考にして下さい

数本の白髪は、おしゃれ染めorハイライト

20代や30代での方で最近白髪を発見。。。
しかしまだ数えるほどしかない場合はおしゃれ染めで十分対応できますし、細いハイライトを入れる事で白髪を馴染ませる事も出来ます

おしゃれ染めですと色味や明るさを幅広く選んで頂けます
数本しか白髪が場合はおしゃれ染めをオススメしています

細いハイライトは驚くほど馴染みが良いので自然に白髪をカバー出来ます
また、スタイリングした際の動きも出しやすくなるので朝のセットが楽になったと言う意見もいただきます

白髪が気になり始めたら必ず隠さずに相談しましょう

隠したくなる気持ちは分かりますが、しっかり自分の悩みを打ち明ける事で理想のカラーにする事が出来ます
担当の美容師さんなら必ず親身になって受け止めてくれます

美容院で白髪染めの色は沢山ある|まとめ

白髪染めの色の種類は沢山ありますがご自身がなりたいイメージや今の抱えている悩み解決ができる色を選択して下さい

ただし、全てを叶えるようとすると失敗してしまうのでまずは1つのイメージや悩みにに絞って色を選んでいきましょう

些細な事でもいいので質問などありましたら公式ラインまたはこちらから

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